フォアエンドレーサーを作ってみた

廃材でフォアエンドを作りました。昨日の滋賀県国体予選でぶっつけ本番Kで使って感触良かったです。Matt.Emmonsの真似ですが、やはりそれなりの合理的な理由があって彼は使っているんだなって感じました。
○フォアエンドその1:30mmElevation



□装着イメージ:ANS2213ストック




■フォアエンド無では



○フォアエンドその2:25mmElevation


●ハンドストップ取り付け状態


今回初めてトライしましたのでこれは正確な情報にはならないと思いますが、フォアエンドレーサーはリラックスした姿勢を長時間持続させるのに効果があると思います。銃床が薄い最近のストックは、PやKのとき銃を支える左(右)手を体に対して高く保持しておかなければなりません。スリングを締め上げて姿勢全体を堅く保持したい人には逆に有利だと思いますが、よりリラックスさせた状態で撃発に至りたい射手には難しくなると思います。特に私のような非力な体系では、SB競技自体が体力的に不利になる場合がありますのでリラックスできた状態で且つ銃を安定して保持したいと考えたとき、ちょっとは楽になるのかなぁって思います。据銃特性的な問題として、左腕の角度(スリングの角度)やグリップ、チークピースの当たり方などがどう影響するか、またそれらの要素との関連付け等、まだ調査が必要な箇所はあります。
っていうか、これは別にアンシュッツやセントラのフォアエンドで良い話です。セントラのPUSH−UPっていうのがおすすめですが、当店にはないです。アンシュッツでは4856、2213-8550。
フォアエンドや銃床の厚い銃を使っている選手は、マット・エモンズ(USA)、バーグ・ヴェブジョーン(NOR)などが有名ですが、2人とも姿勢を見ると肩や上半身を極力リラックスさせた状態で、『安定してるけど柔らかい姿勢』を作っているように見えます。これが私の今の課題です。”柔らかく力強い姿勢”です。
★例1:キム・ジョンギュン(KOR)東アジアで一緒になった韓国の選手です。SBでもがんばってるみたい。シドニーのファイナリストになってた。2013+2018プレサイズに4856クルミフォアエンドを付けてます。

★例2:インドのおっさん。バウにフォアエンド付けてます。

★例3:スイスのおやじ。アクションもストックもブライカーです。スイスの高級セット。ブライカーは銃床厚めです。

3人のスリングの張り方、水平に近いです。今後の私の射撃の一つヒントになるかもしれません。