日食の説明

日食についてのご質問を某O県ライフル射撃協会の国体代表選手の方からわざわざお電話いただきましたので補足します。私もいろいろ調べることができて勉強になりました。
2009年7月22日の日食は、21世紀で最も長い皆既日食とされ、136番のサロス系列に属します。次に長い皆既日食は2027年8月2日に北米中心で起こると予想されます。これも136番の系列だそうです。
サロス周期という日食の周期があり、1周期は18年10日8時間(6,585.3212日)となりますので、次回は2027年8月2日になるようです。なぜ北米かというと8時間分の周期のズレが地球上で120°西方になるからです。
また、サロス周期は223期に分けられ、現在117〜155期(39本)の周期が持続中であるとのことです。223期は、サロス周期が6,585.3212日/1周期で、新月から新月までの周期(1朔望月)が29.530589日であることから、割り算をして223となります。
つまり、日食は223個のサロス系列の計算式に基づき、発生時期や場所のみならず日食の形状や時間まで特定しているらしいです。
今回の日本の南部を中心に発生した皆既日食は136期のサロス系列に属し、それは1周期後(約18年後)にまた日食という形で地球上に姿を現すことが予想され北米を中心とした地域で観測できます。
したがって、これでは良くわからないと思いますのでウィキペディア国立天文台天文情報センターのHPでお調べ下さい。