ELEY世界選手権ニュース〜松田選手50mピストル優勝〜
ELEYのホームページのトップページが松田さんになってます。凄すぎる！俺って、こんなすごい人と一緒に海外で飯食ったり、買い物したりしてたのか・・・。もう口きいてもらえないかもしれない・・・。（でも、あんないい加減な人が・・・）
以下、ホームページ記事です。日本語訳、脚色してます。フリーピストル個人は日本、団体は韓国、アジア諸国の競技力は年々向上してます。
記
○松田選手が50mフリーピストルで個人優勝、日本に初の金メダル、そしてロンドンオリンピックQP獲得
2010年8月3日付け
松田知幸(日本代表)が50mフリーピストルで勝利を収めました。しかも、本戦／ファイナル通じて圧倒的な力を見せつけました。本戦では572点をマークし、2位のリー・デミュン(韓国代表)に5点差でスタートしました。ファイナルでもこのリードを守りつつ、総合計669.7点でフィニッシュしました。
松田選手は35歳で横浜在住。世界選手権直前にELEYのTENEXに弾薬を変更しました。しかしながら、彼のパフォーマンスはワールドカップミュンヘンや北京オリンピックでも健闘しており確かな実力の持ち主と言えます。
ELEY弾薬使用のカザフスタン代表のポドレンスニー選手も662.1点で銅メダルを獲得しました。
○50mフリーピストル団体戦
2位のリー・デミュン(韓国代表)の頑張りもあり、韓国代表が団体戦を制しました。同じく韓国代表のジン・ジョンオー、ハン・スンヲーも含めてこの3人は何れもELEYのTENEXを使用しました。
以上
松田さん、世界選手権直前に他社からエレーに変えてくれました。代理店の立場として本当にありがとう！！
それから、同じ選手として本当に尊敬してます。本当におめでとう！！チームメイトとして、おめでとうの気持ちの方が強いです。
世界選手権の失格理由
問い合わせがありましたが、これについてはISSFのホームページを調べればすべて載っています。私は選手ですので、私から申し上げることではないと考えておりますが、理由は『フロントサイトが銃口より前に出ていた』らしいです。このジャッジを下したのはISSFの審判ですので、詳しい情報はホームページでご確認ください。
私は選手として次回に生かせるような反省をし、競技力においても更なる向上に努めたいと思います。
○補足
このジャッジは間違いなくフェアーに行われました。アジア人に対する意地悪などでは全くありません。
世界選手権結果
結果は、失格でした。
非常に残念でしたが、これも勝負の世界です。私の不注意が一番の原因ですが、ここ何ヶ月間かはAR競技を中心にやれるだけのことはやりましたので後悔はありません。久しぶりに自分の射撃と向き合って本気で勝負できたので、張りのある日々が送れました。成長する自分を実感できたときが何度かあって、とてもうれしかったです。
チームメイトが金メダルを取ったりシュートオフで健闘するのを見て、この選手たちと一緒にナショナルチームとして4年間戦ってきたことを誇りに思っています。
悩んでいるところですが、次のナショナルチーム選考会に出ることは考えていません。このことはロンドンオリンピックには出られなくなるということですが、私は自分の意志を持って射撃競技をしてきましたので、全て私の意志で決定したいと思います。これは射撃を放棄するわけではありません。私は射撃競技が好きですので、これからも射撃を続けたいと考えています。
今ちょっとヘルニアっぽい感じでしんどいです。治療したいと思います。
世界の射場から〜ドイツ／ハノーバー〜
私は今、ドイツのハノーバーに来てます。日本の喧騒から逃れて毎日ゆっくりと過ごせてとても幸せです。っつうのは冗談で、世界選手権前で一人ピリピリしながらARを毎日撃ってます。ARだけって、ちょっと拷問･･･。
日本は暑いらしいですね〜。こっちは快適ですよ〜。大変ですね〜。
以下写真です。
○朝起きると
○ランニングコース
○AR射場･･･全部MAYTONシステム完備。フレームセンサーのタイプ1。
午後3時を過ぎてから、老夫婦が何組か入ってきました。APの方とかARの方とかそれぞれですが、ARは日本みたいにプローンは撃ちません。スタンドの上にライフルを乗せるAuflage(オウフラーゲ)という撃ち方です。ドイツ流のベンチレストです。ドイツ選手権にも採用されている競技で、人口も多いようです。ウェイズオブザライフルのような教本でエアーライフル専門の教本があるのですが、そこで技術的なことが細かく書かれています。私も勉強までに嫌いな英語を我慢して読みましたが、非常にシビアな世界です。とても興味深いです。SBでも同様です。
○SB射場･･･同じくMAYTONですが、こちらはフレームセンサーのタイプが日本に入ってきてるタイプと違い大型です。タイプ3です。おそらくフリーピストルに対応させるためです。
新潟に入っている50mのMAYTONは当店とは関わり合いのないものですが、あれはタイプ1です。フレームが小さいです。フリーピストルは無理。
○25mピストルもMAYTONです。フレームタイプは3。
のびのびと良いトレーニングができています。腰痛だけが不安材料ですが、今のところ大丈夫です。
ELEY最新情報
ELEYのワールドカップセルビア大会での成績です。ほとんどの種目でメダルを獲得しています。
私も行けるはずだった・・・と思ってたんだけど・・・お呼びでない・・・って感じかな。世界選手権に行く選手はセルビアにも行くって合宿で言われましたが、奴ら嘘つきです。
では、以下が記事です。
2010年7月1日、Emmons選手とGrozdeva選手がワールドカップセルビア大会で金メダル獲得しました。
○50m3×40M(男子)
Matt.Emmons選手(アメリカ合衆国代表)がベストパフォーマンスで今期3個目の金メダルを獲得しました。シドニー、フォートベニング大会に続くセルビア大会での優勝です。
決して良いコンディションとは言えないコビロボ射撃場で堅実な射撃を展開し1181点とマークしました。(P：397、S：390、K：394)
ファイナル進出者8名中5名がテネックスを使用しました。
○25m Sport Pistol(女子)
MariaGrozdeva選手(ブルガリア代表)がセルビア大会を制しました。5月のフォートベニング大会に続く今期2勝目です。本戦で584点のハイスコアをマークし、さらにファイナルでは206.7点という驚異的な数字をたたき出しました。このファイナルによって、7位から1位へジャンプアップし勝利を収めました。Maria選手はテネックスピストルを選択しております。銀メダルのCelineGoberville(フランス代表)とNinoSalukvadze(グルジア代表)もテネックスピストルを愛用しております。
ファイナル進出8名中6名がテネックスピストルを使用しました。テネックスピストルはスポーツピストルに対して極めて適性の高い最高級弾です。
○50m Free Pistol(男子)
PavelKopp選手(スロバキア代表)が571点、VladimirIsakov選手(ロシア代表)が569点を50mフリーピストル競技でマークしました。これによって、それぞれ銀メダルを銅メダルを獲得しました。両選手共にテネックスを使用しております。
ファイナル進出8名中6名がテネックスを使用しました。テネックスはフリーピストルにおいても非常に安定した撃発を可能にします。
2010年7月4日、McPhail選手がテネックスで優勝！
○50mP60M
MikeMcPhail選手(アメリカ合衆国代表)がまさに世界クラスのパフォーマンスでワールドカップセルビア大会の50mP60M競技を制しました。Mcphail選手は同じチームのEmmons選手(アメリカ代表)、Planer選手(オーストリア代表)、Yamashita(山下)選手(日本代表)に1点リードしてファイナルに臨みました。本戦得点599点でした。ファイナルでも確実な射撃で103.8点をマークし、GuyStarik選手(イスラエル代表)、ChristianPlaner選手(オーストリア代表)を抑え金メダルを獲得しました。Emmons選手は10発目で9.0点を撃ち4位で終わりました。
McPhail選手はアメリカ陸軍射撃チームに所属し、テネックスを愛用しております。
ファイナル進出8名中7名がテネックスを使用しました。
