1試合目終了です

あっという間に1試合目が終了してしまいました。
590点、53位。90人くらいの参加人数でしたので、中の下というところでしょうか?まあ、撃ってる本人的にも”今一つ”シャキっとまとまらず、特に苦しんだ局面もないけど10点を連発するようなリズム感もなく、呆気なく自分のアベレージの下限と言ったら良いのか・・・練習して終わったような感覚が残ってます。ミュンヘンまで来てもったいないですね。でも良かったこところもあるんです。良かったところは言わないもので、いつもブログには書いてません。私にはちゃんとわかってるんです。
実際、試合に参加してみてワールドカップとは違う雰囲気で新鮮なんですが、逆に慣れていないので雰囲気に呑まれてたんでしょう。ワールドカップだと国の一部の選手しか出てきませんが、今回のような試合は選手強化目的であるため1国何人でもエントリー可能ですので、やる気のある若手が多いのが特徴です。QPが掛かった試合とは違いみんなのびのびと射撃を楽しんでいるように見えます。ヨーロッパには友達がいないので孤独感もあります。私が英語あまりうまくないので引いてしまっている面もあるでしょう。最近の日本国内の試合は点数しか評価されず、本質的な技術要素やメンタル的なことを指導できる大人が少なくなっているので悪循環が見られます。選手強化のための試合はランクリスト競技会などあることはあるのですが、そこでも点数を見て、”今日はうまくいった””今日は点数が悪かったので射撃そのものも悪かった”と幼稚な評価しかしてないんでしょう。
今回の試合に参加してみて、日本が世界から完全に遅れをとっていることがよくわかりました。ナショナルチームの私でさえこんな状況です。まあ、私は私のことだけ考えることにします。